シェルター


シェルターではありますが、
核シェルターではありません。
ここは釜山の地下鉄の駅への入り口です。地下街があります。

韓国語、英語、中国語、日本語で、シェルターであることが表示されています。

日本語では、「避難所」と。

かつては駅やバスターミナルには、見えるところに防毒マスクが陳列されていましたが、例の地下鉄火災の影響でしょう、

これは火災用マスクですね。
シェルターは、北の通常兵器での爆撃のみを想定していますが、

核爆弾でも、ピカッとひかる放射線とその後の衝撃波と熱波と黒い雨は防いでくれるでしょう。

水や食料が備蓄されているかはわかりません。

韓国の要綱では、各家庭ごとに15日分の食料の備蓄を呼び掛けてはいます。

雨ガッパ上下にゴーグル長靴ガムテープなどもね。

とりあえず、これらのシェルターでファーストアタックは逃れられ、

たとえ水も食料もないとしても、72時間は個人の体力と行動力や判断力で耐え、

その後の生き残りは、運のまま、あるいは個人や自治体の準備の程度や、国の防御力•体力に依るのでしょう。



韓国政府が言うところのシェルターとはたぶんこういうもの。

だから邦人だって十分に利用できます。

爆撃が収まるまでここにいて、静かになったら歩いて家に帰るのです。おそらくつながらない携帯電話をかけつづけながら。



一般のビルや高層住宅の地下駐車場で、避難所に指定されている所もあります。

けれども避難所に指定されていなくても、地下室や地下駐車場はほぼどの建物にもあると言っていいほどで、

地下室のない住宅でも、鉄筋コンクリート建てが多いです。

だから、直撃でなければたいてい生き残ることはできるでしょう。負傷や負傷による二次感染や、飢えてしまうまでのしばらくは。



去年、韓国でも顕著な地震があった後は、地震と津波で地下の避難所はまずいだろうと、新たに学校の「運動場」などが避難所に指定されました。(学校の建物は耐震性を満たしているかはわからない)

津波の場合は高台あるいは3階以上に避難せよと。

韓国は高層住宅が多いので「3階以上」には困りません。どこにいても、最寄りの階段を登りさえすればいいのです。

ただ耐震性が日本の基準で震度3程度なので、

海辺では、地震の際はまず広場に避難してから、まともな3階以上を探すことになるんでしょうね。




日本でも北朝鮮のミサイルからぼ避難訓練がなされ初め、

学校の体育館に逃げ込む姿や物陰に身を隠す姿に、

「効果があるのか?」と言う声が海外から上がっているようですが、

今現在としては、今あるもので今できる最大限のことをするしかないのですから、しょうがないです。

今からでも、準備ができるでしょうか。

各家庭ごとに核シェルターは非現実的です。

核にしても通常兵器にしても、死ぬか、直接の影響がないか、そのボーダーかです。

ボーダーで3時間を、そして72時間を生き残り、15日を生き残る。

その後、直接の影響がなかった地域がどれだけ被災地域をカバーしながら持ちこたえられるか。

日本は天災への対応は積み重ねて来ていますから、とりあえずファーストアタック時のボーダー地域での生き残り率を上げることと、

けれども何よりも予防できることが肝心。




地震などの天災は備えることはできても予防はできません。

でも戦災は予防できる。

抑止できる。

抑止力、と名前までついています。



9条ではないでしょう。

安部のせいでもないでしょう。



韓国が最前線をいちぬけたのつもりでも、そうはいかないかもしれません。

ミサイルや砲が飛び交い掃討軍が押し寄せる戦場ではなくとも、

経済戦争の戦場にはなりそうです。



日本は、70年以上ぶりに戦場となる想定も必要。

戦う想定も、戦わないために見せびらかす多彩なオプションも必要。

怠って来た準備を、見直す機会です。

これまでもやってきたように、あっと驚く鮮やかな転身がきっとできると期待しています。



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